『むし歯をなくし、よい歯並びの大人に育てること、子どもの生きる力を育むこと』を
口腔育成といいます。
口腔育成では食事呼吸筋肉の使い方の3つがとても大切です。
当院ではその3つのキーワードを中心に、年齢にあわせたプログラムで口腔育成を行っています。
emo programでは...
「食べること」から始め、「筋機能」「口腔機能」を発達させることで
よい歯並び、全身の健康につなげていきます。
年齢ごとに「emo baby」「emo kids」「emo junior」の三段階で成長に合わせたトレーニングを行います。
幼いころから「よい癖付け」をして、お口・舌の筋肉をきたえることが
よい歯並び、全身の健康につながっていきます。
※年齢はおよその基準となります。
歯の成長によって年齢は前後します。
マイオブレース矯正とは、生え変わり途中の顎の成長を利用した矯正で、悪い歯並びになってしまう原因を
根本から改善しようという取り組みです。
最終目的は歯並びが良くなることだけでなく、お口の筋肉の使い方・バランスを正しくすることです。
進め方としては、マイオブレースと呼ばれるマウスピース型装置とアクティビティ(トレーニング)によって歯並びを改善していきます。トレーニングの中で正しい呼吸や舌の位置、飲み込み方などを身につけ、自分自身で歯並びを良くしていく
矯正方法なので、歯を抜く必要がなく、見た目も気になりません。
お家にいるときに装置をつけたりトレーニングもできるので、お子さまに大きな負担を与えることもありません。
また、矯正の後戻りを防ぐ「保定装置」も付ける必要がありません。
マイオブレース矯正は、呼吸や運動などの改善によりお子さまを健康に育てることのできる矯正プログラムともいえます
これらは歯並びだけでなく
大切なお子さまの健康を害する可能性があります。
お口の良くないクセを正していきましょう。
この4つの目標を達成することが
お口を健康にしていくことにつながります。
マイオブレース矯正のトレーニングの中で正しい呼吸や舌の位置、
飲み込み方などを身につけましょう。
まずはお口の悩みや気になることなどをお聞きし、現在の状態を確認します。
お口の状態・呼吸の仕方・飲み込み方など細かい原因を見つけるための検査をします。
検査結果をもとに、今後のプログラムについて決定します。
プログラム内容を一緒に確認し、契約となります。
マウスピースを入れていきます。使い方やトレーニング方法について詳しくお話します。
月1回の診察でトレーニングがきちんとできているか確認し、経過を観察します。
従来のワイヤー式の矯正装置とは異なり、外すことができるので、歯をしっかり磨くことができます。
そのため日中の制約もなく、エナメル質・歯根の成長を妨げない、むし歯になりにくいのが特長です。
Kidsのトレーニングの成果です。
かみ合わせが深く、あごの形も小さかったのがトレーニング後、下の歯が見えるようになってきて前歯の中心もそろってきました
上の歯が出ていて、かみ合わせも深い状態でした。
姿勢や呼吸、舌の位置を改善していく事で歯並びとかみ合わせが改善できました。
でこぼこしていて傾いている歯もありましたが、しっかりと並んできました。
何もしていなければ、上顎は横に大きく成長出来ずガタガタの歯並びが続いていたと予測します。
前歯が生え替わるいい時期にスタートできてよかったです。
悪い歯並びは、お口ぽかんや舌の位置など、お口のクセが関係しています。
正しい飲み込み方・舌の位置・お口の力を身につけるためにマウスピースと筋機能トレーニングを組み合わせて行い、
お口の筋機能を改善・育成しながら、良い方向に成長を導いていきます。
横隔膜をしっかり使った呼吸が出来ると、肺全体を使って深い呼吸ができるようになります。
深い呼吸をするためには正しい舌の位置で鼻から呼吸をすることが大切です。寝ながら行うことでお腹が膨らんでいることを体感できます。
体幹を鍛えながら息を上げるトレーニングです。
お口にテープを貼ることでお口を閉じる事を覚えます。息があがったときもお鼻で息をして、腹式呼吸にする練習を行います。
指しゃぶりやお口が開いている、よだれが多いなど気になることはありませんか?
お食事の時にもいつまでも噛んでいて飲み込めない、食べたものが噛み切れないといった様子はありませんか?
それはお子さまからのサインです。
転んだ時に手をつけずに顔を打ってしまったり、舌をかんでしまう場合も注意が必要です。
今のうちによい癖付けをして、お口・舌の筋肉をきたえてよい歯並びで永久歯を迎える準備をしましょう!
高所の限られた空間を移動することでバランス感覚 を養います。全身を使って遊びながら支持力や脚力を育てます。体幹を鍛えることもいい歯並びにするためには大切です。意識がお口以外に集中している時もお口を閉じられるように練習をします。
体を支えるのは骨、身体を動かすのは筋肉です。複雑な動きを素早く繰り返すことで、その動作に関わる筋肉や関節神経系から強化していきます。
足の指を使ってボールをつかみます。
足底の筋肉は舌と関りが深く、足の指は全身を支えるのに大切な器官です。
足の指を正しく使えるようになることは、正しい呼吸や姿勢を身につけるためにもとても重要です。
歯磨きがしづらいなどお悩みはありませんか?歯ブラシを嫌がったり、泣いたりするのには理由があります。
抱っこのしかた・離乳食のすすめかたなどちょっとしたコツでよいお口づくりにつなげることができます。
気軽に日々の遊びの中でも取り入れられることをお伝えいたします。
腕の支持力と回転感覚を養うことで体を支えたり、バランスをとったりする力をのばします。
正しいハイハイについて考えたことはありますか?何気なくしているハイハイも正しくしてあげることで、楽しく遊びながらハイハイの効能でよいお口づくりにつなげることができます。
マッサージをすることで唾液腺を刺激して唾液の分泌を促したり、リラックスする効果があります。
体やお口の周りに触れられることに慣れると、情趣を育てることにもつながります。また、歯磨きを上手にできるようになる効果もあります。